現役RPAエンジニアが語るRPA転職の魅力とは|30代未経験からRPA転職の実体験

RPA未経験RPA

最近、未経験でもRPAはできる、経理からRPA導入部署に異動した
話を聞くけど、実際、おもしろいの?

結論、RPAはおもしろい!

この記事では、WEBシステム案件、RPA案件どちらも経験している現役エンジニアが、RPA転職の魅力を語ります。

RPA転職やRPAを使った働き方に興味がある方は、ぜひ見ていってくださいな。

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  1. 現役RPAエンジニアが語るRPA転職の魅力とは
    1. RPAの仕事は残業少なめ、スケジュール管理しやすい
    2. RPAの仕事は感謝の気持ちをダイレクトに味わえる
    3. RPA転職は未経験でもOK、技術難易度低め
    4. RPAは非ITの経歴を活かせる
    5. RPAは顧客の業務に食い込める
  2. RPAエンジニアの仕事内容
  3. RPAエンジニアに向いている人
    1. RPAエンジニアに向いている人:誰かの負担を減らして役に立つのが好き
    2. RPAエンジニアに向いている人: 技術を極めるよりも、顧客との会話が好き
    3. RPAエンジニアに向いている人: 生産性のキーワードが好き
  4. RPAエンジニアに向いていない人
    1. RPAエンジニアに向いていない人:高年収を狙う人
    2. RPAエンジニアに向いていない人: 人と話すのが嫌いな人
  5. RPAエンジニアの将来性
    1. RPAエンジニアの需要
    2. RPAエンジニアの年収
    3. ユーザー企業でRPA内製化と比較したときのRPAエンジニアの価値
  6. RPAエンジニアのキャリアパス
    1. RPAエンジニアの転職先
    2. RPAエンジニアが次に習得すべき技術
  7. RPAエンジニア求人の探し方
    1. 転職サイトでRPA求人を探す
    2. RPA求人の探し方|RPA用語でキーワード検索
    3. RPA転職におすすめの転職エージェント
    4. RPA転職でテレワーク、在宅勤務はあるか
  8. 未経験からRPAエンジニアになるための勉強方法(独学)
    1. RPA未経験におすすめのRPAはUiPath
    2. RPA未経験からRPAエンジニア転職をした私の勉強方法
    3. RPA転職に役立つ資格、ITスキル
  9. おわりに

現役RPAエンジニアが語るRPA転職の魅力とは

RPAエンジニア 転職 魅力

私の思う魅力は以下のとおりです。

  1. スケジュール管理しやすい
  2. 感謝の気持ちをダイレクトに味わえる
  3. RPA転職は未経験でもOK、技術難易度低め
  4. 非ITの経歴を活かせる
  5. 顧客の業務に食い込める

RPAの仕事は残業少なめ、スケジュール管理しやすい

賛否両論あると思いますが、私の意見としては、残業は少なめになります。

RPAの仕事が残業少なめな理由

すでに完成されたシステムやブラウザと人的作業をつなぐのが主戦場ですので、これから新規で作るシステム開発と比べると、RPAは無茶な開発になりづらいです。

規模感もRPA案件は数週間~半年で終わるものがほとんどで終わりが見えるのは嬉しい。

また、「Excelを開いて、ブラウザに値を入力して・・」のように、RPAは開発方法や開発規模が類似しています。

そのため、スケジュールも見積もりやすいし、経験値アップによるスピードアップも期待できます。

システム開発が残業多めになりうる理由

システム開発は何でもできるし何でも作れる。その自由度の高さが残業を引き寄せます。

無数の技術的な壁や選択肢があり、突破できないと、残業まみれ・・・。作ったはいいものの正しく動かないなんてことも日常茶飯事です。

「デザインが思ったものと違う」という理由で、数ヶ月揉めることもあります。

見積もりに関しては不確実性のコーンが有名です。当初見積もりよりも4倍差が開きうるというもの。

不確実性のコーン

https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20131001/508039/?SS=imgview&FD=54139247

規模感はシステム開発案件は、半年~2年が多いでしょうか。大企業の基幹システム刷新などの場合、5~10年なんて普通にかかります。何百~何万人もの人生が投入されるビックイベントです。

「スケジュールが読めないシステム開発は嫌だ」「残業まみれの炎上案件はもう嫌だ」って方には、
ぜひ、RPAをおすすめしたい!

RPAの仕事は感謝の気持ちをダイレクトに味わえる

RPAは、現場に密着した技術です。実際に現場のユーザーに触ってもらい、フィードバックをもらう場面が多いです。

これまでと同じ業務と比較できるので、どれだけ楽になったかユーザーは実感しやすいんですよね。

私のSE時代、システム開発を納品したけど、実際、使われているのか、喜んでもらえているのか、わからないケースもあったんですよね。

けど、RPAだと開発期間中に現場で試してもらえることが多く、「すごい!早い!」「ありがとう、いいね~」と、感謝してもらえます。

複数ロボを1人が作ることも多く、世の中に貢献できている実感が持てます。

RPA転職は未経験でもOK、技術難易度低め

いまさら、RPA転職は遅いのでは?」って方でも十分、追いつけます。安心してください。

事務職からRPAエンジニア、経理からRPAエンジニアとして活躍する道

実際、私の現場周りで事務職や経理職など、非ITからRPA転職をされた方もいます

むしろ、今までITエンジニアとしてキャリアを積んできた方よりも、非ITの方々がRPA転職する価値があるかもしれません。

理由は、業務経験があるから。業務を自動化するので、業務改善のアイディアが湧く方や好きな方が向いているのです。

RPAはシステム開発と比較すると技術難易度が低い

システム開発の場合、次々と言語が新しくなる、フレームワークが変わるなど学び直しが多いです。

一方、RPAは1ヶ月もあれば習得可能です。

プログラミングだと何年経っても難しい人には正直難しい。時に答えのないバグに悩まされることもあるでしょう。

システムや言語も色々あります。C#言語で人事システム、Java言語で金融系のシステム・・・なんて現場が転々としたら、中々専門性が育ちません。

RPAなら、技術の難易度が低い分、お客さんとのコミュニケーションや業務に向き合う時間を優先することが可能です。積み上げでスキルが溜まりやすく魅力だと感じています。

RPAは非ITの経歴を活かせる

RPAは、どれを自動化するか、どう自動化するか、そのために誰と会話して決めていくか、整理力やコミュニケーション力など、汎用的なビジネススキルで個性を出せます

これまでの業務経験や業務改善、効率化、企画、マネジメント、何でもよいです。それらが活かせるのが魅力です。

一方、完全未経験でシステム開発のエンジニア転職は、年収が100、200万円簡単に下がるのを覚悟しなくてはなりません。難易度も高いので失敗したときのインパクトは計り知れません

非IT人材こそRPAからITキャリアを始める選択肢を1度考えてみるのをおすすめします。

一旦、RPA案件で開発の流れを一通り経験してから、システム開発に移るだってありです。

RPAは顧客の業務に食い込める

個人的にはこれが1番の魅力。

顧客の業務に食い込めるのは最強なんですよ。

顧客の業務や事情がわかるので、その後は何でも提案できます。システム開発でもSaaSでも業務コンサルでも。

非公開の貴重なビジネスデータにも閲覧できるので、ビジネスのヒントや学びもあるでしょう。

たとえ、数十年後、めちゃくちゃ有益な技術が無料で使えるような破壊的なサービスが出ても、顧客の業務や事情を知っていれば、その技術を顧客と一緒に使えるパートナーポジションになればよいだけ。

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RPAエンジニアの仕事内容

では、RPAエンジニアとして、どのような仕事があるのでしょうか。

  1. RPAの新規開発
  2. RPAの既存改修
  3. RPAの導入営業、ライセンス販売
  4. RPA研修講師、内製化支援
  5. RPAのヘルプデスク

メインはロボの作成になるので、もう少し噛み砕くと、以下のような流れになります。

RPA新規ロボ開発の流れ
  1. 導入業務の整理
  2. 業務フローや現新の差分(AsIs-ToBe)資料作成
  3. 設計
  4. 開発
  5. テスト
  6. 運用保守(マニュアル作成、教育、問い合わせ対応、既存要望の取り込みなど)

RPAエンジニアに向いている人

RPAエンジニア 向いている

RPAエンジニアに向いているのは、以下のような方々だと思っています。

  1. 誰かの負担を減らして役に立つのが好き
  2. 技術を極めるよりも、顧客との会話が好き
  3. 生産性のキーワードが好き(時短、自動化、効率化、残業削減、働き方改革など)

RPAエンジニアに向いている人:誰かの負担を減らして役に立つのが好き

「大量に面倒な仕事がある、なんとかしたい」
「本当は提案系の仕事もしたいけど、この定型業務で忙しい」

RPAは現場の方々が負担に感じている作業を自動化することが多いです。

誰かの負担を減らす、時間を生み出すのが好きな方は、RPAエンジニアに向いています。

RPAエンジニアに向いている人: 技術を極めるよりも、顧客との会話が好き

技術を極めているシステム開発のエンジニアを私は心から尊敬しています。

ただ、私の場合、ソースと向き合うよりは、お客さんとの会話を重視する時間を増やしたいタイプでした。

開発期間が短いので、新たな出会いもたくさんあります

「様々な現場で働く方々の声を直接聞きながら開発したい」
「業務の効率化を一緒に考えたり、一緒にロボを作ったりしたい」

こういう姿が楽しそうに思えるなら、RPAエンジニアに向いています。

RPAエンジニアに向いている人: 生産性のキーワードが好き

日頃から、時短、自動化、効率化、残業削減、働き方改革など、生産性に関することを大事にしている人は向いています。

RPAは時間を生み出す技術なので「この導入の仕方は逆に現場に負担がかかりそうだ」「こういう順でロボを動かしたほうが効率的」など、生産性に興味が持てる人のほうが気付きが多いためです。

「友達に効率的な◯◯を教えた時、嬉しかった」など、時間を生み出して喜びを感じた経験をお持ちの人にとって、RPAはとても働きがいを感じる技術だと思います。

RPAエンジニアに向いていない人

RPAエンジニアに向いていない人:高年収を狙う人

800万円以上の年収を望むなら、AIやBIエンジニアのような職種を狙ったほうがよいです。もしくはプロジェクトマネージャーやRPAコンサルティングのポジションです。

ただ、RPAは業務自動化のための判断をするAI、収集したデータを使ったBIなど、組み合わせる場合もあり、しっかり学習していけば、トータルで面倒見られる引く手数多なエンジニアになれます。

RPAエンジニアに向いていない人: 人と話すのが嫌いな人

とにかく黙々とコードを書きたい人はRPAよりもシステム開発のほうが向いています。

RPAは業務自動化の過程で、業務のヒアリングをする機会が多く、人と話すのが苦痛だと感じる人にはできません。

RPAエンジニアの将来性

RPAエンジニア 将来性

結論、将来性ありです。

RPAエンジニアの需要

コロナ禍によるデジタル化が進んでいる傾向、現場での引き合い度合いを見る限り、需要はまだまだかなりあります。

矢野経済研究所の調査にも、右肩上がりで市場規模が拡大中です。

RPA市場規模

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2599

特に、日本は、生産性が低いで有名な国です。

ぜひ、RPAエンジニアの方々には、がんがん活躍して、日本の未来を明るくしていってもらいたい。

RPAエンジニアの年収

RPA年収 求人ボックス
引用:求人ボックス給料ナビ

RPAエンジニアの年収は日本の平均年収より高いことがわかります。

ただ、先程の転職サイトや転職エージェントを見るとわかるのですが、コンサルタント要素が強い求人なら1,000万円近く出る求人もあるので、夢がありますね。

RPAの仕事の平均年収は約572万円。日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。
月給で換算すると48万円、初任給は22万円程度が相場

https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/RPA%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6

ユーザー企業でRPA内製化と比較したときのRPAエンジニアの価値

ベンダー企業でRPAエンジニアとして活躍する価値は、複数の顧客を担当できることです。ユーザー企業で働く人が持てない勘所やスキルも身につくでしょう。

たとえば、「このタイプのロボはこうするのがベストプラクティス」「アンチパターンを避けてロボを運用」「A社の事例はB社でも使える」など。

技術を学ぶ時間も多く取れるので、ユーザーに埋もれることなく、価値を提供し続けられます。

RPAエンジニアのキャリアパス

RPA キャリアパス

先に述べたように、顧客の業務や事情を知っていることは最強です。いくらでも、キャリアパスは作れますので、自分に合いそうなら、転職や異動を検討するのはありです。

たとえば、RPAエンジニアのキャリアパスには以下のようなものがあります。

RPAエンジニアの転職先

  1. RPAコンサルタント
  2. RPA製品ベンダー
  3. RPA内製化支援
  4. RPA研修講師
  5. 業務改善コンサルタント
  6. ユーザー企業の情シス部門、社内SE

意外に幅広くありませんか?

ユーザー企業もRPAを使えるからこそ、仕事の幅は広がる見方をしています。

同じ会社内で募集している場合には転職なしでOK。私の会社はRPA内製化支援RPA研修講師も同じ部署に人材がいます。

RPAエンジニアが次に習得すべき技術

転職ではなく、エンジニアとしてのスキルアップをしたいのなら、以下もおすすめです。

  1. PythonやGASなど自動化に強い言語を学び、自動化特化エンジニアになる
  2. RPAと相性の良い技術(VBAやBatなど)を学び、自動化のバリエーションを増やす
  3. AI、IoT、OCR、クラウドなどを学び、自動化領域を増やす
  4. ローコードアプリも作れるようになる
  5. RPAで集めたデータを分析できるデータエンジニアになる

ローコードアプリはMicrosoftのPower PlatformにあるPower Appsがおすすめ。RPAと同じくユーザー企業でも活発に内製化が進み始めているのを間近で見ているためです。

RPAはデータ収集をするのにも適しています。データ分析できる人材は年収が高いため、RPAもデータ分析もできれば、年収が倍になるのも夢ではありません。

RPAエンジニア求人の探し方

優良求人 検索

転職サイトでRPA求人を探す

何事も、ゴールをイメージすることが大切です。

まずは、RPAエンジニアの市場や求められている条件を把握するために、転職サイトに登録してみましょう。

転職サイトは転職エージェントと違い、エージェントから勧誘されず自分のペースで求人を探せるからです。

おすすめは私が実際に使った中で良かった↓の2つです。

質の良い会員限定の求人も見られるようにするため、必ず会員登録しましょう。

RPA求人を探せるおすすめ転職サイトはリクナビNEXT

求人数最大。未経験などハードル高い方など、コロナ禍でもとにかく幅広く求人を探したい人向け。

会員限定の強み診断やAIによるおすすめ求人提案をしてくれます。

私が2021年に探した時期だと、日当7万円のRPA講師募集(個人事業主)もあり、なかなか他の転職サイトにない求人もありますよ。

▶リクナビNEXT【公式サイト】

RPA求人を探せるおすすめ転職サイトはdoda

こちらも大手。転職者満足度No.1の実績(HP掲載)をアピールしています。

有益な独自コンテンツ(転職人気ランキング300社、人気企業の300社の合格診断、年収査定、キャリアタイプ診断、自己PR発掘診断)もあって面白いです。

私はどちらかというと、リクナビNEXTよりdodaがおすすめ

理由は転職エージェント機能もセットなので、いざとなったらすぐに質問や相談ができるためです。

リクナビの場合、 リクルートエージェント に新たに登録しなくてはならず少し面倒です。また、転職サイトのリクナビNEXTとリクルートエージェントで求人が別なので、同じ求人がない可能性があります。

▶doda【公式サイト】

RPA求人の探し方|RPA用語でキーワード検索

登録したら、RPA求人用のキーワードを検索してみましょう。

  1. RPA 未経験
  2. RPAコンサル
  3. RPAエンジニア
  4. RPA研修、RPA講師、RPAインストラクター
  5. ツール名(UiPath、AutomationAnyware、BizRobo、WinActor、PowerAutomate)

「RPA」単体だと、検索数を稼ぐためにキーワードを載せているだけの求人もヒットするため、上記のように、具体的キーワードで検索しましょう。

いかがだったでしょうか。魅力的な求人はありましたか。自分でも目指せそうな感覚をつかめたでしょうか。

後はご自身のスキルに合わせて、転職や異動をすればOKです。

先程、調べた中から求人の多いRPA製品がおすすめです。

RPA転職におすすめの転職エージェント

もう、すでに、RPAのことがだいたい分かった方は、本格的に転職準備です。転職エージェントに登録し、自分にフィットする求人を持ってきてもらいましょう。

転職には転職サイトより転職エージェントがおすすめな5つの理由

実際に転職する際は、転職サイトより転職エージェントのほうがおすすめです。

  1. 企業分析や自己分析を転職のプロが手伝ってくれる
  2. 企業へ推薦文を書いてくれるため、通過率UP
  3. 自分にフィットする優良求人を集めてくれる
  4. 日程調整をすべて任せられる
  5. 年収交渉してくれる

特に、RPAのような未経験職種への挑戦をする場合には、転職エージェントの助言は絶対に聞くべきです。

素人一人で応募してブラック企業に捕まるのだけは避けましょう。

RPA転職にはdodaエージェント

先程の延長です。dodaに登録していれば、エージェントサービスも受けられます。

なので、継続して質の高い求人を探しやすく、相談もしやすく、実績もあり。おすすめです。

▶doda【公式サイト】

RPA転職にはリクルートエージェント

個人的にはRPA転職にはリクルートエージェントが1番おすすめです。

求人検索システムが最強、転職実績No.1求人数No.1、エージェント担当の当たり外れの影響を受けづらい組織力を持っているからです。

「どうしても他エージェントを使いたい」方も登録必須です。最強の求人検索システムの恩恵を受けられるためです。

▶リクルートエージェント【公式サイト】

もっと知りたい方は、↓の記事もチェックです。

RPA転職には社内SE転職ナビ

こちらは変化球です。

ユーザー企業でRPAしたい方はエージェント相談だけでもするべき。社内SEの市場や事情に詳しく、色々と非公開な情報を知りたい方向けです。

▶社内SEの待遇や年収を知りたい方は【社内SE転職ナビ】

RPA転職でテレワーク、在宅勤務はあるか

正直、現場によります。RPAは社内システムでの自動化が多いため、現場によっては、100%テレワークが難しい場合があります。

「システムXは社内からアクセスできないから、ロボBの作成時だけ出社してほしい」

と、一部、出社をお願いされることもあります。
お宝のような非公開ビジネスデータを持っているシステムへのアクセスであれば全然ありえます。

ただ、最近はクラウド導入やコロナによるテレワーク環境が整ったこともあり、テレワーク、在宅勤務で働ける現場も増えてきた印象です。

実際、私も半年間、在宅勤務中です

RPA研修なんかはオンラインでできますし。

ともあれ、RPAで在宅勤務ができるかは転職エージェントが、企業に聞いてくれるので、現段階では心配不要です。

未経験からRPAエンジニアになるための勉強方法(独学)

RPA 勉強方法

RPA未経験におすすめのRPAはUiPath

他に様々なツールがございますが、複数のRPA案件を見ている現役エンジニアの視点でいうと、UiPathを使えば間違いはないということです。理由は以下の通り。

  1. UiPathはガートナー社で3年連続リーダー評価受賞
    需要があるので、案件には困らないはずです。
  2. 自動化できるかの決定的要素である画面認識技術がピカイチ
    現場でも、他製品の画面認識が弱くUiPathに乗り換える案件をよく聞きます。
  3. RPAの個人利用が無料で期間無制限で使える。商用利用も小規模会社なら可能
    他企業の場合、3ヶ月無料などです。さすがリーダー。大盤振る舞い。

RPA未経験からRPAエンジニア転職をした私の勉強方法

ここでは、私が実際にはじめてRPAを勉強したUiPathを例に紹介します。

RPA勉強方法:UiPath Academyで無料で学ぶ

私のRPAは、UiPathの無料研修「UiPath Academy」から始まりました。

20~40時間で超簡単なロボが作れるところまでは行けるかと思います。

RPA勉強方法:UiPathの『公式ガイド UiPathワークフロー開発実践入門』で学ぶ

書籍で勉強したい方は公式ガイド UiPathワークフロー開発実践入門」がおすすめ。UiPath公式本でコミュニティからも「神棚に置くべき一冊」と絶賛されています。

詳しい理由は記事を参照ください。

RPA勉強方法:実際にロボを作ること

何より実際にRPAのロボを作ってみることが大事です。簡単なロボなら1日あればできます。

なぜ、アウトプットが重要かは、以下の書籍を参考に。まずは実績作りを大事にしてほしい。

学びを結果に変えるアウトプット大全

私は実際にUiPathで株価情報を収集して、Excelにまとめるなど、1日で作れるロボを作成し、計1週間ほど勉強してRPA未経験ながら、コロナ禍転職し、今に至ります。

RPA転職に役立つ資格、ITスキル

未経験から転職は可能ですが、もちろん開発系のスキルがあると採用率は高まります。
開発プロセス自体は同じためです。

ヒアリング▶要件定義▶設計▶開発▶テスト▶リリース▶保守

相性の良い技術、Excelに強い、VBA経験がある などは、さらにGoodです。

資格はIPAの基本情報処理技術者、応用情報処理技術者、その他高度資格なんでもアピールになります。

資格やITスキルがない方も大丈夫です。業務の自動化のためだからです。元経理なら、どのITエンジニアより、経理の自動化には優位に立てます。

おわりに

RPA未経験

いかがだったでしょうか。

RPA転職してからそれなりに経ちました。私にとっては大成功でした。

時間を生み出すのが好きな性格にあっていて、残業10時間/月以下、
ユーザーと会話を楽しみながら、エンジニアライフを送っています。

わたしの記事を読んで、少しでもRPAユーザーが増えれば幸いです。それでは。

拙著で恐縮ですが、RPAエンジニア転職を成功させた私の自己PRや志望動機など、実例つきでノウハウを解説した本を出版しました。

急がば回れの転職術

ぜひ参考にしていただけると幸いです。

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